目次
SQLとは?
SQLの特にデータを抽出する部分の、簡単な定義から見ていきましょう
SQLとは
「データベースから、条件を付けて、特定のデータを抽出する」
言語と言えます
定義の通り大枠はすでに決まっていて
覚えるべき構文は限られています
そして簡単な抽出だけする場合は、では「3つ」だけ覚えれば抽出できます!
SQLの基本構造
覚えるべき英単語は下記3つ
しかも小学生でも知っている単語だけで構成されています
- SELECT
- FROM
- WHERE
改めて定義に当てはめてみます!
データベースから(FROM)
条件を付けて(WHERE)
特定のデータを抽出する(SELECT)
それぞれ説明していきましょう
SQLでは記述する順序が決まっています
基本の3つは「SELECT」→「FROM」→「WHERE」の順番で記載しましょう
① SELECTは「欲しい情報」
SELECT(セレクト)
選ぶ、(…を)(最適なものとして慎重に)選ぶ、(…を)選び出す、(…を)選抜する、(…を)選出する
Weblio英和辞書
SELECTには「選ぶ」「選出する」という意味があり、
意味通りSELECT部分には「抽出したい項目(欲しい情報)」を記載します
そしてデータを抽出するSQLでは「SELECT」から書き始める必要があるので
「構文の始まりのきっかけ」としても機能します
【SQL】SELECT文|自由自在にデータを抽出する方法② FROMは「データベースから」
FROM(フロム)
…から、(下は)…から、…から(見ると)、…から(離れて)、…から(離して)、を(抑える、防ぐ)、…の中から、…と、…から(の)
Weblio英和辞書
FROMは「~から」という前置詞ですね
その意味通りFROM部分には抽出したい「データベース」を指定します
これは一番想像しやすい部分かと思います
③ WHEREは「抽出条件」
WHERE(ホウェア)
どこに、どんな点で、どういう立場で、…する、…した(場所、場合など)、そしてそこに、…する所
Weblio英和辞書
WHEREは「どこ」という疑問詞です
SQLでは「抽出条件」を記載するのがWHEREになります
一般の英語の意味とSQLの英語とで意味が大きく異なっているのがWHEREですね
「=」イコールや「><」不等号で記述していきましょう
【SQL】WHERE句|条件を設定する6つの方法構文3つを使ったSQLの例
今回ご紹介した構文だけで簡単なSQLを作ってみましょう
「SELECT」→「FROM」→「WHERE」の順番で記入していきます
商品購入のデータベースから、商品名が「ABC」に当てはまるユーザー名を抽出する
購買ID | ユーザー名 | 商品名 |
---|---|---|
10001 | 鈴木 太郎 | ABC |
10002 | 佐藤 花子 | DEF |
10003 | 高橋 浩二 | XYZ |
… | … | … |
SELECT(欲しい情報は…)
ユーザー名
FROM(どのデータベースから…)
商品購買データベース
WHERE(抽出条件は…)
商品名='ABC'
;
「商品購入のデータベースから、」という部分は「FROM」で商品購買データベースを指定します
「商品名が「ABC」に当てはまる」という部分は「WHERE」で条件を指定します
「ユーザー名を抽出する」最後にSELECTでユーザー名を指定します
こうすることで条件に当てはまるユーザー名を全て抽出することができます
まとめ
SQLでデータ抽出するのに必要なのはたった3つ
データベースから(FROM)
条件を付けて(WHERE)
特定のデータを抽出する(SELECT)
この3つは必ず覚えるようにしましょう