目次
データ分析とは〇〇することだ!
今回のテーマは「データ分析とは何か!?」です
前回の記事でデータ分析はあなた自身の武器になるという話をしてきました
また文系でも、プログラミングができなくても、
データ分析はできることをご紹介してきました
【入門編】今日から始めるデータ分析さて今回はデータ分析に関して、とても重要な点をご紹介します
データ分析とは「何」をすることなのか?(What)
そもそもデータに限らず「分析」とは何か?
何をすることなのか?を定義からご紹介します
分析の定義の理解を飛ばして、すぐに実践に行きたいと思ってしまいますよね?実はこれは危険!!
そもそもの定義を抑えないと余計に時間がかかってしまうどころか
参考書の最初のページを開いて、分けわからない用語だらけでリタイアしてしまうからです・・・
データ分析とは比較をすることだ!(What)
データ分析とは何をすることでしょうか?
その答えはとてもシンプル!
「データ分析とは比較することである」
そう、「比較」です
データに限らず、世間一般で定義されている「分析」の意味を見てみましょう
物事をいくつかの要素に分け、その要素・成分・構成などを細かい点まではっきりさせること。
Oxford Languagesの定義
つまり「分析」とは物事を細かい点まで分けることであると言えます
データが付いても変わりません
「物事を細かく分け、要素同士を比較する」
これがデータ分析の本質であり、定義です
データ分析=「比較」である例 ①
例えば、あなたがカフェの店長だとしましょう
そして自分の店舗の売上を分析してみます!
今日の売上を調べてみると「100万円」でした
さて、この100万円の売上はGood / Badどちらでしょう?
皆さんが店長ならまず間違いなく、過去の売上も見ますよね!?
こう見ると過去6日より高い売上だったことが分かります
まずここで「過去の売上」と「今日の売上」を比較しています
でもよく見ると1/5も同じように伸びていることが分かります
そして1/5と1/12は「日曜日」です
やはり(仮説通り)日曜日の売上が高かったですね!
ちなみに土曜日も平均を超えているのが分かりました
ここでは「各曜日」を比較しています!
また「平均」とも比較していたりします
このような分析をしたことある方は多いのではないでしょうか?
これもれっきとしたデータ分析です!
「こんなの当たり前でしょ」と思う方
ぜひ次の例を考えてみてください!
データ分析=「比較」である例②
シチュエーションは同じで、あなたはカフェの店長です
売上を分析しているときにあることに気づきました
それは男女比をPOSデータから調べていた時…
女性の方が男性より多い!
この場合、男女比は50%:50%となるという常識から
女性の方が利用者が多いとなりました・・・
この比較は正しいのでしょうか!?
…答えは「No!」
実はこのカフェは「ディズニーリゾート」のすぐ近くにあります
※後出しですみません笑
そしてディズニーの入園者の男女比は71%:29%で女性が多い!
出典:オリエンタルランド ゲストプロフィール2019年データより
つまり周辺のテーマパークは女性が多いのに
なぜかカフェの利用者はそこまで多くない
その差は「男性が+11pt」
※(%)パーセント同士の差はポイントで表します
もしかしたらディズニーで疲れたお父さんやタバコ休憩したい男性の
来店が多くなっているかもしれませんね
今回は「カフェの利用者」と「ディズニーの入園者」を性別で比較しました!
仮説が立てられたので、今度は疲れる時間帯や周りの店の男女比を比較してみたら、新しい発見があるかもしれません
仮説→分析→結果→仮説→分析→結果→
と続いていけばよいデータ分析ができている証拠です
※この事例はで架空の店舗です
まとめ
今回はデータ分析の定義について例を交えながらご紹介してきました
「データ分析とは比較することである」
実際にデータ分析をしよう!となったときに
「〇〇と〇〇を比較するぞ」
と自然と浮かぶようにしてみてください