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【エクセル】回帰分析を簡単に実施する方法を解説します

エクセルで回帰分析を実施する

今回はエクセルを使って、データ分析の一種である「回帰分析」を実施する方法をご紹介します

回帰分析とは「目的変数(Y) と説明変数(X) の間にモデルを当てはめること」です

例えばある人の体重(Y)を知るために、身長(X)に対して一定の条件を当てはめて、

体重を予測することが回帰分析で実施することができます

回帰分析を理解しきれていない方は下記記事をご覧ください

回帰分析とは?分かりやすく解説|ポケモンで学ぶデータ分析

回帰分析をする事前準備

エクセルで回帰分析を実施するには、事前準備として「データ分析」という機能を追加する必要があります

アドインで追加するため、下記ステップに沿って設定をお願いします

エクセルのファイルをクリック
エクセルでファイルを開く
オプションをクリック
エクセルでオプションをクリック
オプション内の「アドイン」→「設定」をクリック
エクセルでアドインを選択
「分析ツール」に✓を入れて、OKをクリック
エクセルのアドインで分析ツールを選択
データタブに「データ分析」が出てきたら完了
エクセルでデータ分析のアドインを出す

回帰分析を実施する

それではエクセルで回帰分析を実施する方法をご紹介します

3つの流れで回帰分析を進めていきます

  1. データの準備
  2. データ分析の実施
  3. データの読み解き

① データの準備

まずは数値型のデータを2つ以上用意しましょう

今回はポケモンの「重さ」を目的変数とします

説明変数として「高さ」に加えて、各ポケモンの「こうげき力」「ぼうぎょ力」「すばやさ」というステータス情報を利用します

目的変数と説明変数のイメージ

ポケモンのデータは下記リンクからダウンロードしてみてください

② データ分析の実施

下記ステップに従って回帰分析を実施してみましょう

(特に何も選択せずに)データタブ▶データ分析をクリック
エクセルのアドインのデータ分析ツール
分析ツールの中から「回帰分析」を選択し、OK
エクセルのアドインのデータ分析ツールから回帰分析を指定
4つの項目を基本的には指定します
エクセルのデータ分析の回帰分析から、基本情報を設定
目的変数である「重さ」を指定(列名も入れましょう)
エクセルのデータ分析の回帰分析から、Y範囲を入力
説明変数の4つを指定(列名も入れましょう)
エクセルのデータ分析の回帰分析から、X範囲を入力
ラベルに✓を入れ、出力をテーブルの隣のセルを指定してOK
エクセルのデータ分析の回帰分析から、ラベルと出力オプションを選択
回帰分析が算出されました
エクセルのデータ分析の回帰分析から回帰式を算出

③ データの読み解き

最後にアウトプットできた回帰分析の概要を読み解いていきます

様々な統計情報が出てきますが、見るべきポイントはたった2か所です

下に並んでいる「回帰式」とその式の正しさを表す「回帰式の精度」です

エクセルのデータ分析の回帰分析から回帰式を算出

回帰式

まずは重要な回帰式から見ていきましょう

係数」と書かれている部分が非常に重要で、「切片」と各自で設定した「列名」が表示されています

エクセルのデータ分析の回帰分析から回帰式を算出

切片」の係数は、説明変数が「0」の時の目的変数です

各列名」の係数は各説明変数が1つ増えたときの増減を示しています

少し複雑な式に変換すると下記のようになります

重さ = 53.41 ×(高さ)

+ 0.579 ×(こうげき)

+ 0.761 ×(ぼうぎょ)

– 0.551 ×(すばやさ)

– 62.06

説明変数が複数あるので「重回帰分析」の式になります

この式をエクセルに当てはめると、予測値を算出することができます

エクセルのデータ分析の回帰分析から回帰式で予測を実施

エクセルのデータ分析の回帰分析から回帰式からP値を確認

回帰式には「P-値」と呼ばれる指標があります

説明変数が目的変数に対して関係があるかどうかを示しています

「P-値」が0.05未満であれば、各説明変数が目的変数に対して、関係性があることを示しています

MEMO

P-値」は統計的な数値で、理解しにくいかもしれません

難しく考え過ぎずに、0.05未満かどうか確認しましょう

回帰式の精度

エクセルのデータ分析の回帰分析から回帰式から決定係数を確認

最後に「重決定 R2」という指標で、この回帰式の精度を確認します

統計用語では「決定係数」と呼ばれ、「0~1」の間の数値になります

そして「1」に近いほど、データに対する当てはまりが良いことを示しています

MEMO

こちらも統計的な指標になりますが、「1」に近ければ当てはまりが良いと覚えて

説明変数をいろいろ変えながらこの指標を高めていきましょう

まとめ

今回はエクセルを使って「回帰分析」を実施する方法をご紹介してきました

既にあるデータ分析の機能を使って、統計的な指標を一瞬で算出することができます

ぜひ手元のデータで試してみてください

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