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【エクセル】ピボットテーブル完全版|#3 覚えるべき7つの詳細設定

① 列幅の自動調整を止める方法

ピボットテーブルの幅自動調整のイメージ

ピボットテーブルは自動でデータが配置されます

そして初期設定のままだと「列幅が自動調整」されてしまいます

しかも、列の幅を手動で狭めても、ピボットテーブルの更新をすると

自動で幅を調整してしまいます

ピボットテーブルの幅調整のgif

もちろん見やすさを上げる機能ですが、自動調整を止める方法があります

ピボットテーブルにはオプションを設定する部分があり

そこから変更をしましょう

ピボットテーブルのどこかで「右クリック
ピボットテーブル オプション」を選択
ピボットテーブルオプションをクリック
「更新時に列幅の自動調整する」のチェックを外す
ピボットテーブルオプションの「更新時に列幅の自動調整」のチェックを外す

これで厄介な自動調整をオフにすることができます

② ピボットテーブルの日付の処理

ピボットテーブルでは「集計単位」として「日付」を設定することができます

ただしこの「日付」の処理が非常に分かりにくい

事例を挙げながらご説明します

「日付」と「売上」のデータをピボットテーブルでまとめて

「行」ボックスに「日付」を入れてみます

ピボットテーブルの日付追加

すると「月」のフィールドが自動的にとして現れます

そして初期設定として「月」ごとに集約されます

MEMO

エクセルのピボットテーブルではなぜか自動的に「年」「月」で集計されてしまいます

ピボットテーブルの日付で「月」を外す

「日」ごとにピボットテーブルを集計したいときは、

自動的に入ってしまった「月」をフィールドから外すことで

「日」ごとのデータが出てきます

指定の日付で集約する方法

「日」ごとに入っているデータを「四半期」ごとにまとめてみましょう

まとめたいセルの上で「右クリック」
グループ化」を選択
ピボットテーブルの日付でグループ化を選択
グループ化でまとめたい単位を選択
ピボットテーブルの日付でグループ化の四半期を選択

この集計の際、注意が必要です

日付データの集約方法には2種類あります

日付のデータを「連続」データとしてとらえるか「非連続」データとしてとらえるかです

「年」「四半期」の両方を指定すると、「連続」データとなり

2018年の第1四半期~2020年の第4四半期まで並びます↓↓

ピボットテーブルの日付でグループ化の年と四半期を選択

一方で「四半期」のみ指定すると「非連続」データになります

もちろん「四半期」のみ集約されますが

実は2018年~2020年の3年分が合算されてしまいます↓↓

ピボットテーブルの日付でグループ化の四半期を選択

③ 総計・小計の表示

ピボットテーブルの小計と総計の表示

ピボットテーブルは「細分化されたデータを、まとめて計算する」機能ですが

集計単位ごとにまとめるのが「総計・小計」です

ピボットテーブルを選択すると出てくる「ピボットテーブル ツール」の左側
ピボットテーブルの小計と総計の表示
「小計」の設定
ピボットテーブルの小計設定

「表示しない」か「先頭に表示」がおすすめ

「総計」の設定
ピボットテーブルの総計設定

「行列」ともに「行わない」「行う」がおすすめ

④ 見やすい「レポートのレイアウト」の設定方法

意外と知られていないですが、ピボットテーブルにはレイアウトを変更する機能があります

縦長に並べる「コンパクト形式」

行を増やして設定したい場合の「表形式」

ピボットテーブルのレポートのレイアウト

レイアウトは「コンパクト形式」「アウトライン形式」「表形式」の3種類

ピボットテーブルを選択すると出てくる「ピボットテーブル ツール」の左側
ピボットテーブルのレポートのレイアウト設定
「レポートのレイアウト」から形式を選択
ピボットテーブルのレポートのレイアウト設定
MEMO

私のオススメは「表形式」&「小計なし」のパターンです

⑤ 作成時に新しいシートを作らない方法

デフォルトのピボットテーブルの作成方法では

新しいシート」が立ち上がります

実際のデータを見ながら処理したい時など、どこかのセルを指定してピボットテーブルを作る方法をご紹介します

まずは普通に「ピボットテーブル」を作成
ピボットテーブルを作成
ピボットテーブルを配置する場所を選択
※デフォルトは新規ワークシート
ピボットテーブルの作成
「既存のワークシート」の上向き矢印をクリック
ピボットテーブルの既存のワークシート
どこか任意のセルをクリック
ピボットテーブルの既存のワークシートで任意のセルをクリック
表の隣にピボットテーブルを作成することができる
ピボットテーブルの既存のワークシートに作成

少しの工夫で余計なシートを増やさなくてよくなるので

ぜひ使ってみてください

⑥ デザインを変更する

ピボットテーブルはデザインを簡単に変更することができます

「ピボットテーブル ツール」の「デザイン」から変更しましょう

ピボットテーブルのデザインを選択
ピボットテーブルのデザインの違いを表示

同じデータでも「色」と「模様」だけで全然イメージが変わりますよね

やりすぎは注意ですが、「分かりやすさ」を心がけてデザインを変更しましょう

⑦ クイックアクセスツールバーへ登録

ピボットテーブルをクイックアクセスツールバーに登録

クイックアクセスツールバーとは、左上にある機能のことで

タブを行ったり来たりする必要なく、「一瞬」でピボットテーブルを作ることができます

ピボットテーブルは利用率No1なのでぜひ登録してください

【エクセル】登録は一瞬、効果は絶大!クイックアクセスツールバー

まとめ

今回は「ピボットテーブル」について3つの記事でまとめてきました

エクセルにおける最強機能の1つなので、ぜひ使いこなしてください

▼初めに覚えておくべき利用イメージ

【エクセル】ピボットテーブル完全版|#1 活用イメージ

▼設定方法

【エクセル】ピボットテーブル完全版|#2 設定方法

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