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TEXT関数とは?
エクセルでの「TEXT関数」とは、「値」を選んだ「表示形式」に変換する関数です
ここで重要なのが、「見た目だけの表示形式」を変えるだけではなく
「実際の形式」と変換することができます
特に利用するのは「シリアル値」→「日付」の変換です
「44197」→「2021/1/1」
「44197」→「金曜日」
見た目を変えるという観点では「表示形式」の変更で大丈夫です
ただ関数の中で使ったり、曜日を抽出する場合はTEXT関数を使います
TEXT関数の設定方法
まずは変換したい「値」を記入した後に
表示形式を指定する「記号」を記入していきます
エクセルでは、すでに決められた記号で表示形式が決まります
今回は「日付」に関する記号をご紹介します
記号 | 例 | 意味 |
---|---|---|
yyyy | 2021 | 西暦を4桁で表示 |
yy | 21 | 西暦を2桁で表示 |
mm | 01 | 月を2桁で表示 |
m | 1 | 月を1桁で表示 |
dd | 05 | 日を2桁で表示 |
d | 5 | 日を1桁で表示 |
ggg | 令和 | 和暦の元号を表示 |
e | 3 | 和暦の年を表示 |
aaa | 火 | 曜日を1文字で表示 |
aaaa | 火曜日 | 曜日を3文字で表示 |
表示形式を指定するときは(“”)ダブルクォーテーションで括りましょう
エクセルでは「2021/1/1」「2021/01/01」と2種類の表示方法があります
月や日が1桁の場合、先頭に「0」を付けることで
文字数を合わせて、列をそろえることができます
利用シーン①曜日を抽出
TEXT関数は日付から「曜日を抽出」するときに非常に便利です
「日付情報(2021/1/1)」を持つデータは多いですが、
「曜日情報」があることは少ない…
そこで「曜日」の情報を追加するためにTEXT関数を使います
また「曜日」を抽出することで、日付のデータ分析の幅が広がります
特にコンシューマー向けにビジネスをしている場合は
週末(土曜・日曜)に顧客が動くことが多いため、
分析の観点として追加する必要があります
利用シーン②日付+文字列
「日付のセル」と「文字列」を組み合わせることで
上記のような表示をすることができます
しかし単純に「&」でつなげただけでは、うまく挿入することができません
日付は裏側では「シリアル値」として管理されており、
そのシリアル値(44197)が値として入ってしまいます…
そこで「TEXT関数」を使い表示形式を指定しましょう
セルをTEXT関数で挟むことで日付形式(yyyy/m/d)で表示することができます
まとめ
今回はTEXT関数についてご紹介してきました
- 曜日を抽出する
- 「日付」と「文字列」を結合する
この2つは特に利用頻度が高いため
ぜひ活用してみてください