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【エクセル】ピボットテーブル完全版|#2 設定方法

ピボットテーブルの設定方法

ピボットテーブルの設定方法はとてもシンプルです

参照する「元のデータ」を選択して、「挿入ピボットテーブル」を選択します

ピボットテーブルの設定画面

※事例として「学校のテストの点数」で説明します

MEMO

表のどこかにセルを置いていればピボットテーブルを作れます

もちろん表を全て選択して押しても大丈夫です

ピボットテーブルの作成イメージ

「ピボットテーブルの作成」というボックスが出てきますので

そのまま「OK」を押してください

ピボットテーブルのフィールド図

新しいシートが立ち上がり、「ピボットテーブル」が入る部分が空欄になります

右側の「フィールドリスト」を操作することで

集計したい項目・方法を選ぶことができます

フィールドリストの設定方法

ピボットテーブルで多くの人が躓くポイントがこの「フィールドリスト」です

上部には「参照元のデータ」のフィールド(列名/カラム名)が並びます

そして下部には「フィルター」「列」「行」「値」の4か所のボックスが並んでいます

ピボットテーブルのフィールドの説明

フィールドをこの4つのボックスに入れていく操作が必要なのですが

どこに」「何を」入れればいいか複雑で分かりにくい…

これからそれぞれ説明していきます!

※サンプルのデータ

テストの点数のサンプルデータ

生徒の「国語・数学・英語の点数」に「クラス・性別・部活・特待生」の情報が追加されています

まずは必須の「行」と「値」

ピボットテーブルの行・値の説明

ピボットテーブルを使うにあたって、必ず入れる必要があるのは

下部の2つの項目である「」と「」です

」には分けたい項目、つまり「集計単位」を入れます

分けたい項目ということはほとんどの場合は「文字列」です

※日付も入れることができます

一方で「」には「計算したい項目」を入れます

こちらは計算する必要があるため「数値」を入れる必要があります

ピボットテーブルの行・値の説明
ピボットテーブルの行・値の結果イメージ

「行」にクラスをいれ、「値」に国語(の点数)を入れると

1~4組の国語の点数の合計を、一瞬で抽出することができます

「行」と「値」に複数項目入れると…

ピボットテーブルの行に複数の項目を入れた場合のイメージ

「行」に複数の項目を入れると、それぞれ細分化して集計することができます

「クラス」と「性別」を入れると各クラスの中の男女別で点数を計算します

ピボットテーブルの列に複数の項目を入れた場合のイメージ

一方で「値」に「国語」「数学」「英語」のテストの点数を入れると

各クラスごとの「国数英」それぞれの合計点が計算されます

それぞれの表を作るためには「」か「」に項目を入れるだけです

「値」の計算方法を変える方法

「値」に数値データを入れると自動的に計算を行ってくれます

項目の左側にどういう計算方法かが示されます

基本的には下記3種類を使い分けます

  1. 合計(SUM)
  2. 平均(AVERAGE)
  3. 個数(COUNT)

集計方法の変更は若干分かりにくいところにあるので、STEPに分けてご紹介します

「値」の項目をクリックし、「値フィールドの設定」を選択
値フィールドの設定の説明
「値フィールドの設定」から集計方法を選択する
値フィールドの設定の説明

続いて条件設定を付ける「フィルター」

フィールドリストのフィルターの設定イメージ

左上の「フィルター」にフィールドを入れると

文字通りフィルターを設定することができます

フィールドリストのフィルターの設定イメージ

この「フィルター」は手動で選択する必要があるため

なるべく少ない項目を設定するようにしましょう

フィルターより便利なスライサー
ピボットテーブルのスライサーの挿入
ピボットテーブルのスライサーの実例

最後に「列」でクロス集計表を作る

フィールドリストの列の設定イメージ

右上の「」は「クロス集計表」を作る場合に使います

クロス集計表とは「行」「列」にデータを並べることで、

それぞれの差分を分かりやすく表示することができる表です

ピボットテーブルの「列」方向に項目を追加する必要があります

フィールドリストの列の設定イメージ

「行」と「列」に項目を入れ、「値」に数値を入れるだけで

クロス集計表」を簡単に作ることができます

一気にデータ分析の要素が出てきます

4組以外は女性の方が平均点が高い」みたいなことが簡単に分かります

まとめ

ピボットテーブルの設定方法をご紹介してきました

特に分かりにくいフィールドのボックスはしっかり意味を覚えて使ってみてください

フィールドリストの設定イメージ

ピボットテーブルの利用イメージが湧いていない方

▼ピボットテーブルの利用イメージが湧いていない方

【エクセル】ピボットテーブル完全版|#1 活用イメージ

▼覚えておくべき7つの詳細設定

【エクセル】ピボットテーブル完全版|#3 覚えるべき7つの詳細設定

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