目次
RIGHT/LEFT関数とは?
「RIGHT関数」「LEFT関数」はその意味通り
「右・左から文字を抽出する」関数です
長い文字の中から特定の文字数を取り出したいときに使います
「右から〇〇文字だけ」と「左から〇〇文字だけ」を自由に抽出することができます
この関数自体はとても簡単な使い方です
関数の使い方
「RIGHT関数」と「LEFT関数」は記入方法は同じのため同時に説明します
指定する項目は2つです
- 抽出したい「文字列」のセルを指定して
- (右・左)からの「文字数」を指定する
「文字数」は基本的に数値を手動で入れていきます
いつ関数を使うか
データを扱う際、そのデータが欲しい情報として入っているとは限りません
例えば、「商品」と「サイズ」の情報が結合しているとします
そこから「LEFT関数」で商品を、「RIGHT関数」でサイズを抽出します
このように自分の欲しい情報を取得することができるのが
「RIGHT関数」「LEFT関数」の利用用途です
しかしこの2つには落とし穴が…
関数の注意点
この2つの関数には弱点があり、それは「文字数がバラバラだったとき」です
例えば「東京都の23区」の文字数は「新宿区」「品川区」のように全てが3文字とは限りません
単純に「RIGHT関数」で右から3文字取ってきてしまうと…
図のように中途半端な抽出になってしまいます
そこで「文字数」の指定部分を工夫します
LEN関数との組み合わせ
文字数がバラバラでも、文字数の部分を自動で変わるように設定しましょう
そこで「LEN関数」という文字数を数える関数を使います
【エクセル】LEN関数|文字数を数える関数まずはLEN関数で「すべての文字数」を数えます
そこから「必要ない部分=東京都」分の文字数を引き算します
少し複雑ですが「RIGHT関数」の中に「LEN関数」が含まれているため
「千代田区=4文字」「中央区=3文字」「港区=2文字」にも対応できました
もちろん「LEFT関数」でも応用することができます
まとめ
今回は「RIGHT関数」「LEFT関数」をご紹介してきました
使う頻度は高くないですが、覚えておくととても便利な関数です
「LEN関数」との組み合わせもぜひ試してみてください
また「真ん中」の文字を抽出したい場合は「MID関数」を使いましょう