目次
COUNT関数とは?
- 「数値」をカウントする関数
- とても簡単だが、落とし穴が多い
- 派生の関数が多い
COUNT関数とは文字通り「数える」ための関数です
どのくらいのデータ量があるか調べたい時に使います
データを扱う時に「データ量」がどのくらいあるかの確認は、とても大事な作業になります
人の目ではデータ量の違いはパッとわからないからですからね…
COUNT関数の設定方法
関数の()カッコの中にある「値」を数えます
値1,値2,値3とありますが、基本的にはこの中には「セル」を記入します
=COUNT( A3 : A10 )
=COUNT( A : A )※列指定
COUNT関数の注意点
COUNT関数を使うときにはいくつかの「注意点」があります
とても簡単な関数ですが、ここを間違えると重大なエラーにつながるのでお気を付けください
注意点① 文字列は数えない
この関数はCOUNT(カウント)関数と呼びますが
正確には「数値」をカウントする関数です!
つまり「文字列」は数えてくれません
これを知らない方意外と多いので、ミスの原因になりがちです
注意点② 「0」も数える
事例として遅刻回数の表を作っていますが、
「値」が入っているセルを数えるので「0」も1つとして数えてしまいます
意図しない集計になってしまう可能性があります
注意点③ セルの指定がずれる
COUNT関数はセルを指定しますが、セルの指定がずれる可能性があります
特にデータが増えたときに要注意!
気づかないうちに関数がずれてしまうことがあります
その対策として「セル」ではなく「列」を指定しましょう
※カラム名が文字列なのでカウントに含まれないのもポイント
いろいろな種類のCOUNT関数
COUNT関数は説明の通り「値」を数える関数ですが
「文字列」も含めてカウントしたり、「条件」を付けてカウントしたり
「空白のセル」を数える関数もあります
ぜひ使ってみてください
▼ COUNTA関数(すべてのセルを数える)
エクセルで空白以外のセルをカウントする方法|COUNT’A’関数▼ COUNTIF関数(条件を付けて数える)
【エクセル】COUNTIF関数|条件を付けてカウントする方法▼ COUNTBLANK関数(空白を数える)
エクセルで空白をカウントする関数をご紹介|COUNTBLANK関数